ひどい二日酔いである。
調子っぱずれのバッソ・コンティヌオのような頭痛である。
ジャック・ダニエルズのソーダ割りが三つ。
マイヤーズのダブル、エズラ・ブルックスのシングル。
おぼろな記憶によると、昨夜はこんなところだったであろうか。
いや、ビールを何杯か呑んだ、ような、呑まなかった、ような。
"Scotch has a metallic smell, but bourbon smells like wine,
that's what we say. Especially this stuff. It's superb, isn't it ?
You sip, savor it, then swallow it down"
Takeshi Kaiko
INTO A BLACK SUN
translated by Cecilia Segawa Seigle
「スコッチは金属の匂いがするが、バーボンはワイン・スメルですよ。
われわれはそういってるんです。とりわけこれは特別です。
噛むんですよ。すすって、それから、噛む。それから呑みこむんです」
開高 健
「輝ける闇」

昨夜は Cane's 恒例の Potluck Night であった。
今回は、ダメ男・ダメ女 ナイトとの共催ということであるらしく、
お題目としては「ダメ男・ダメ女から卒業はできるか?」という
ことであるらしいのだが、結局、結論は保留されたようであった。
そりゃあそうだろう、と思う。ダメであろうが、ダメでなかろうが、
誰しも、自分自身からかんたんに「降り」ることはできないものね。
とか考えながら、ダメなわたしは呑んだくれたあげくの結果として、
早朝6時ごろ、ようやく、家路についたのであった。ダメじゃんね。